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相手に胸を貸すことのできる存在になっているか

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「50歳までには横綱のように
なっておきなさい」

と助言していただいたお客様がいました。
ここで言う横綱とは、最も強く優れた者
という意味ではなく、

「相手に胸を貸すことのできる存在」
としての横綱です。

胸を貸すという表現は
上位の力士が下位の力士に稽古をつける
ことに由来します。

ぶつかってくる相手に
胸を貸して
立ち合いや当たり、
受け身などの技術を習得するための
練習台になってやるということです。

実際に元横綱から
「自分が最強の力士であるだけでなく
受けることで相手を強くしてやれる
存在でなければ、横綱とは言えない」
という話を聞かせていただいたのが
印象に残っています。

私は40代半ばまで
挑戦と失敗を繰り返しながら
突っ走ってきました。

ここまで来ることができたのは
今まで紹介してきた
数々のエピソードからも
分かるように、メンターや
お客様の支えがあったからです。

人生経験を豊富に持ち
しかも基準値の高い方々ばかりで
私の性格やエネルギーを
よく理解したうえで、
私の強みを伸ばす助言やサポートを
与えてくれました。

「横綱のように」
と教示していただいた方は
今度は私がそれをする番だという
意味でおっしゃってくれたのです。

私が講師を務めるセミナーにも
たくさんの参加者が集まってきます。
そういう人たちの存在を受け止め
彼らの強みを伸ばし、
仕事で勝たせる役割を担う時期が
来ていて、さらに上のレベルへと
成長するためにもそれが必要だと
教えていただいたのです。

とてつもなく稼ぐ人は
自分が勝つだけでなく、
後輩を勝たせていくことで
横綱として、もう一つ上の
ステージへと進んでいくのです。

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